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2. 無添加化粧品って?
化粧品に安全性が求められる中、特に最近では敏感肌の方が急増しています。そのせいか、世の中の化粧品には「無添加」という言葉が多用されています。一般的に「無添加」=「安全」。そのように考えられているようですが、本当にそうなんでしょうか?
「無添加化粧品と言われるものがよくありますが、普通の化粧品と何が違うのですか?」。これは、私のところに、本当にたくさん寄せられる質問です。質問のベスト3に入っているぐらいです。それだけ、「何のこっちゃ、わからない」と言う人が多いということなのでしょう。でも、売り場に行っても、広告やチラシなど、「無添加」の文字が大きく書かれています。
では、無添加の本当の意味とは何なんでしょうか?「無添加」という意味を、新小辞林という辞書で調べてみると・・・、載っていませんでした。
「添加」という言葉で調べると『あるものに別のものを付け加えること』と書かれていました。
ということは、「無添加」とは、『あるものに何も付け加えないこと』ということになります。化粧品に言い換えると、「何も配合していない」ということになります。つまり、「香料無添加化粧品」とか「着色料無添加化粧品」って書いてあれば、香料や着色料が入っていない商品ということです。
でも、多くありませんか?「何が配合されていないか」を書いていない、「無添加化粧品」とし書かれていない広告や宣伝。「無添加化粧品」とだけしか書いていないということは、「何も配合されていない化粧品」ということになっています。
では、なぜ、多くの化粧品メーカーは、「この商品は何も配合されてませんよ」とわざわざ宣伝するのでしょうか?なぜ、大きく分かりやすいように、「着色料無添加」「香料無添加」と書かないのでしょうか?
それには訳があります。あなたは、「無添加化粧品」と聞くと、どんなことを想像されますか?考えてみてください!おそらく「刺激になるものは配合されていない安全な化粧品」というイメージでしょう。私は、持っていました。
この業界に入らなければ、ずっと気づかなかったと思います。本当は、「何も配合されていない化粧品」という意味ですが、「無添加」=「安全」というイメージに引っ張られてしまうのです。これこそが、「無添加化粧品」としか表示しない理由です。
つまり、「無添加」という言葉だけで商品の安全性が高いと誤解してもらうためです。心理トリックのひとつですね。「そんなトリックに引っかからないよ」と言われるかもしれません。でも、効果は絶大です。
「無添加化粧品」と大きく書くだけで、同じ商品なのに何倍も売れたのです。しかも、このことに気づく人は、ほとんどいません。
そりゃそうですよね。
私たちは、日常、ものすごい数の言葉を見たり、聞いたりしています。その1つひとつを、正しく認識しているかといえば、ほとんどはイメージで処理しています。だから、たかだかパッケージや広告に書かれている「無添加」という言葉について、いちいち真剣に考えることはないでしょう。
だから、やりたい放題です。どこもかしこも、猫も杓子も「無添加」と書きまくりました。どの商品も、無添加化粧品です。ひどいメーカーになると、わざとお客さんに誤解させるような広告宣伝をしているメーカーもあります。もちろん、こういった事は、薬事法で禁止されています。なのに、いっこうに減りません。本当に不思議です。
化粧品選びをされるときは、「無添加」の文字に注意してください!「無添加化粧品」とだけ、大きく書いてあったり、探さないと分からないようなような小さな字でパンフレットの隅に「●●無添加」と表示しているようなメーカーは、避けたほうがいいと思います。
「無添加=安全」ではありません。
あくまで、ある原料が配合されていないだけです。安全とはまったく関係ありません。まぎらわしい広告に惑わされないでください!
そのために、「商品を見分ける目」を鍛えてください。
それが、キレイ肌になる秘訣です。
3.
安全な化粧品って?>>
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◆敏感肌・乾燥肌の方が知るべき7つのポイント
1.基礎化粧品は何種類も必要?
⇒ 2.無添加化粧品って?
⇒ 3.安全な化粧品って?
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