HOME > 敏感肌・乾燥肌の方が知るべき7つのポイント > 全成分表示の抜け道 5. 全成分表示の抜け道 みなさんは、化粧品を使われる時、パッケージなどに記載されている成分をご覧になりますか?ご使用されている商品に何が入っているか、ご存知ですか? 2001年の4月から、化粧品に全成分表示義務が課せられました。これは、化粧品に含まれるすべての成分を表示しなければならないというものです。消費者の自己責任を強めるのが目的となっているようです。 だから、この全成分制度に変われば、それもなくなると思っていたのです。消費者にとって、少しだけですが商品を見分けることが簡単になるのですから・・・。 ところが現実は、違います。 ところが、全成分表示には、「原料を安定する目的で配合されるキャリーオーバー成分は、表示しなくとも良い」という特例のようなものがあります。 だから、安定目的で配合してあると言えば、例え配合されていたとしても、表示しなくていいのです。たとえば、アルコールを配合していても、安定目的で使用していると申請すれば、表示しなくてもいいのです。 実際に、キャリーオーバー成分でアルコールを配合しているにもかかわらず、ノンアルコールと宣伝しているところもあります。ご存知のように、敏感肌の方にとって、アルコールは大敵です。 想像してください。もし、そんな方が、「アルコール無添加」の言葉を信じて、商品を使われたらどうなるでしょうか? 防腐剤に関しても、同じ方法をとれば、表示しなくてもいいのです。前回も書きましたが、本来、化粧品の原料そのものに防腐剤が配合されています。特に、腐敗しやすい天然原料であれば、100%配合してあります。なのに、防腐剤無添加と宣伝している化粧品メーカーがたくさんあります。 全成分表示ができるまで、このキャリーオーバー成分はあまり知られていませんでした。お恥ずかしい話、私もあまり気にしていませんでした。でも、未だに知らないのは、問題があります。明らかに知識不足な証拠です。 ですから、私は、このサイトで少しでも、皆さんに情報を公表して、業界自体のモラルを向上させたいと考えています。皆さんの知識が増えれば増えるほど、ウソをつくモラルの低い化粧品メーカーは、無くなると考えています。少しでも、そのお役に立てれば嬉しく思います。 特別レポート付お試しキャンペーン開催中! ◆敏感肌・乾燥肌の方が知るべき7つのポイント
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